埼玉西武ライオンズ ｜ インターン活動拠点 / インターンシップ活動プロジェクト ｜ スポーツ×ビジネス 超実践型スポーツ業界インターンシップ

佐々木将之さん　株式会社西武ライオンズ 事業本部 シニアディレクター

インターンシップを導入してみて

導入して５年目を迎え、いまやライオンズの野球事業に欠くことのできない存在になっています。ファンにいちばん近い視点を持った学生の皆さんのアイデアや意見から、ややもするとプロダクトアウト思考になりがちな球団スタッフも日々多くの刺激をもらっています。

学生の活動で印象に残っていること

毎年のことですが、インターンシップ参加間もないシーズン開幕前にはどこか頼りなかったのに、クライマックスシリーズ争いを迎える秋には見違えるほど成長するメンバーが必ず出てきます。そういう成長の機会に立ち会えるのが、このプログラムの最大の魅力ですね。

そういうメンバーに共通しているのは、日々の活動や自分自身の将来に対して、何か“目標”のようなものを見出し始めていることではないでしょうか。スポーツビジネスのリアルな現場に飛び込むことで、漠然とした想いが、より具体的になってくれているのであれば嬉しいですね。

スポーツビジネス業界を目指す学生へメッセージ

敢えて「ビジネス」「仕事」という観点で言うならば、スポーツコンテンツそのもの（チーム、競技、商品）への想いだけでなく、それを支持してくれる顧客（ファン、サポーター、協賛企業等）のことを、自分がどれだけ愛情を持って真摯に考えることができるかを考えてみると良いと思います。

マーケティングや営業といったビジネススキルも勿論大事です。ただ、20代という比較的若い段階でスポーツ業界を目指すのであれば、今後の学生生活や卒業後の仕事を通じて関わる多くの人に感情移入して、相手の為に自分がどういう貢献ができるかを考え行動することを習慣にして欲しいですね。そういうことが当たり前にできる対人感受性の強い人こそが、多くのファンに感動してもらえる仕事ができるのではないでししょうか。

今後も、埼玉西武ライオンズ、そしてプロスポーツ業界を共に盛り上げていく仲間と、ひとりでも多く出会えることをを楽しみにしています。